動詞は、コミュニケーションの重要な要素。誰が行動するのか、受けるか、主語を指定する。今回は、イタリア語の動詞の基本について掘り下げよう!
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イタリア語の動詞は、主語の情報をたくさん与える
例えば、マリアと言う女性の情報を伝えるとして・・・
Che cosa fa?
Maria gioca.
Com’è?
Maria è simpatica.
仮に、行動を行ったり、受けたりする場合・・・
Maria chiama, Maria è stato chiamato.
イタリア語の動詞は、2つのパートに分かれる
語根(radice)と語尾変化(desinenza)
動詞の始めのパートは、無変で、つまり何も変わらない、動詞の基盤となる「語根」。
後のパートは、変化する。つまり「語尾変化」のことで、たくさんの情報を伝える。
どんな感じか確認すると
lavoriamo、ritornerò
lavor、ritorn この部分が、「語根」
iamo、erò この部分が、「語尾変化」
イタリア語の動詞は、3つのグループで分かれる
are動詞、ere動詞、ire動詞、これらを動詞変化(coniugazioni)という。
are動詞の場合
例えば、parlare, mangiare, pensare….など
ere動詞の場合
例えば、scrivere, leggere, chiedere…..など
ire動詞の場合
例えば、sentire, partire, dormire…..など
イタリア語の動詞の語尾変化 人に情報を理解させる4つのこと
行動を実行する人
1人称 | io | noi |
2人称 | tu | voi |
3人称 | lui / lei / Lei | loro |
人数(単数形、複数形)
単数形 | io | tu | lui / lei / Lei |
複数形 | noi | voi | loro |
行動が発生する時制
- 現在形(presente)
- 過去形(passato)
- 未来形(futuro)
行動を示す5つの文法
動詞lavorare(働く)で軽くみてみよう!
不定詞(infinito)
動詞の原形、辞書の見出しのままで、人称、単数、複数を限定しない、その一般的な意味。
lavorare
直接法(indicativo)
実際の状況を表す方法
lavoriamo(現在形、noiの場合:私たちは働きます)
接続法(congiuntivo)
可能性、疑い、個人的な意見を表す方法
se lavorassi(半過去形、io または tuの場合:もし働いたなら)
条件法(condizionale)
条件に基づいて起こりうることを表す方法
lavorerei, se….(現在形、ioの場合:もし~なら、私は働きます)
命令法(imperativo)
指示するときに表す方法
lavora!(tuの場合:働きなさい!)
それぞれの方法は、たくさんの時制が含まれる
例えば、scriviamoの形式は
- 動詞scrivereの語根、scriv
- 語尾変化のiamoは、一人称複数形、直接法、時制は現在形を示す。
最後に
おさらいすると・・・
- イタリア語の動詞は、動詞の基盤となる「語根」と、たくさんの情報を伝える「語尾変化」の2つのパートで分かれる。
- 3つのグループ、are動詞、ere動詞、ire動詞の動詞変化がある。
- イタリア語の動詞の語尾変化は、いろいろな時制、それぞれの方法が含まれる。